高雄 阿里山 台北の旅 2日目 part1 〜阿里山森林鉄道〜

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<2日目>

 

この日は阿里山森林鉄道に乗る為に、鉄道の出発駅である嘉義に向かう。

目指すは9時発の森林鉄道なので、6時過ぎにホテルを出発する。

タクシーで高雄駅まで向かう。およそ15分。

早朝なのでタクシーが捕まえにくいかと思ったが、道に停まっているタクシーが

意外と多くすんなりと乗ることができた。

 

高雄駅から特急自強号に乗って嘉義へ向かう。

台湾には新幹線も走っているが、どうやら新幹線の嘉義駅から森林鉄道の嘉義駅へは

バスで行かなければならない距離らしいので新幹線で行くメリットがないらしい。

 

特急で高雄から嘉義まではおよそ1時間半。

早起きしたにも関わらず、もうすぐ森林鉄道に乗ると思うとテンションが上がり

車内では一睡もできず。

 

本日のお目当ての阿里山登山鉄道とは、台湾中部の都市嘉義と阿里山を結ぶ鉄道で

歴史は日本統治時代に遡り、本来は木材を運搬するために作られたとのこと。

終点の阿里山駅(本来は沼平駅)の標高は2200メートルにものぼる。

 

しかし過去の台風による被害で全線乗車することは叶わず、途中駅の奮起湖までの約2時間の旅路となった。

日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、台湾ではかなり人気の路線らしく当日に窓口でチケットを買おうとしたら長蛇の列だった。

困っていると怪しげなおばさんが近づいてきて、チケットを持っていると身振り手振りで宣伝してきた。

せっかくここまで来て買えないのも嫌だと思い、まずは話だけでもと思って聞くと、定価と変わらない値段で売ってくれるということだった。

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チケットもかっこいい!

 

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そして遂に入線。大勢の人が写真を撮っていた。

 

先程おばさんから購入したチケットで問題なく乗車。(友人と席は離れてしまったが)

チケット購入後もおばさんが何やら話しかけてきたが、中国語が全く分からず、かと言って英語も分かってもらえずで困っていると、日本語を話す青年が助けてくれて通訳してくれた。

曰く鉄道が全線普及していないので、途中でバスに乗り換えなければならない。そしてそのバスは13時まで来ないというのを教えてくれているようだった。この青年は日本にワーホリの経験があり現在は台南で働いていて、この日はトレッキングを楽しみに鉄道に乗りに来たようだ。前回も困っているところを助けてもらった記憶が蘇る。

 

電車は定時に嘉義駅を出発しのろのろと進んでいく。友人と離れてしまったので一人でのんびりと車窓を眺める。

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田園風景

 

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車内の様子 2列+1列の3列になっている。

自分は最後尾の1列だけのシートだった。

 

徐々に景色が変化していき乗っていた雰囲気だと進行方向右側の方が景色が良さそうだった。(指定席なので運なのかもしれないが)

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途中にいくつかの駅がある。

 

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標高も上がっていく。

 

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路線図を見ながらだと現在地が把握しやすい。

上の写真はちょうど真ん中の梨園寮を越えたあたり。

 

 

2時間かけて終点の奮起湖駅に到着。標高が高いせいか空気がひんやりとしていた。

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線路に降りて写真を撮れる。

 

 

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続く

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