3日目は個人的に楽しみにしていたシーギリヤロックへ登った。
恐らくここはスリランカで1、2を争う有名どころだと思う。
ちなみに今回の旅行で楽しみにしていることは、
・シーギリヤロック
・紅茶列車に乗車
・ジェフリーバワの世界に触れる
この3つだ。
その圧倒的な迫力に魅了される。ジャングルに囲まれたこの岩の上に宮殿が造られていたというから驚きだ。5世紀にカッサパ1世が実の父である王を殺害し、弟の反撃を恐れてこの地に宮殿を建てたという。ただその時代も長くは続かず、弟の軍隊の勢いに押され最終的には自害をしてしまう。その後1400年もの間、この地は発見されていなかったが、イギリス人冒険家が壁画を発見したことによってこの地の存在が再び表舞台へと立つことになった。
この壁画は美しい女性が描かれており、現在も目にすることができるが保存のため写真撮影ができなくなってしまっている。実際に見てみたが、とてもはっきりと描かれており、色もしっかり残っていた。
混雑状況にもよるが、頂上までは大体1時間もあれば登れてしまう。
頂上にはかつての宮殿跡が残っており、絶景が望める。歴史を感じならが登ることでなんとも神秘的な気持ちになった。
午後は再び世界遺産の歴史の街ポロンナルワ観光となる。
移動時間はおよそ1時間ほど。途中野生の象を見かけた。
昼食は現地の人のが食べているものを色々と味わえる観光客用の食堂に連れて行ってもらった。
とにかくカレーの種類が豊富で全然飽きがこない。マンゴーやジャックフルーツなど日本人にとっては変り種のものがあり興味深かった。マンゴーカレーはイメージとしては酢豚のパイナップルのような感じだった。
ポロンナルワに到着し、初めにチケット購入場所である博物館を見学し、石立像を見学。
中々巨大な像。英語名をStatue of Unknown Man or the Sageといってこれが誰の像なのか不明ということらしい。当時の王というのが有力らしいが、これだけ立派な像なのでそんな感じもする。
お次はパラークラマ・バーフ1世の宮殿跡
現在でも3階建の大きさがあり、十分大きいと思ったが、当時は7階建だったということで驚いた。一体ここでどんな生活を送っていたのか想像に難いが、トイレの跡などありその一片を伺うことができた。
次にワタダーゲ、ハタダーゲへ向かった。
ワタダーゲはポロンナルワで最も古いと言われている建物だ。その美しい円形が特徴だ。
ハタダーゲは仏陀の歯が祀られていた所。仏歯はその時の都がある場所に祀られることになっていたため、当時はここに祀られていた。
次は巨大な仏塔ランコトゥ・ヴィハーラを一目見て
ガル・ヴィハーラへ向かった。
一枚岩に巨大な仏像が3体。涅槃像、立像、座像の3体が並んでいる。
3体同時に収めたかったがうまくいかず。。
最後はティワンカ・ピリマゲ寺院
こちらは中は暗く撮影が禁止されていた。中には巨大な仏像と壁画が残っていた。自分達以外に観光客がいなかったからだろう、中にいた係の人が立ち入り禁止のエリアに特別に入れてくれた。寺院の内部にある通路のようなところで僧侶はここを歩きながら瞑想をしていたそうだ。ここで瞑想は歩きながらも行うことを初めて知る。内部も素晴らしかったが、外壁も精巧に作れられており、ポロンナルワではここが一番印象深かった。
一通りの観光を終えて、この日の宿泊先であるヘリタンスカンダラマ(Heritance Kandalama)へ向かう。このホテル、スリランカの建築家ジェフリーバワが設計をしたことで有名。バワのホテルで唯一の内陸部にありジャングルの中にひっそりと一体化するかのようなホテルだった。
今日は色々と観光をしたので、ホテル内にあるスパでリフレッシュをした。
ホテルの様子はまた明日!
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