三菱UFJ銀行が取引のない口座に手数料を検討
今朝ニュースを見ていると、このニュースが目に入りました。
概要としては、一定期間(2年間)取引のない口座に対して、年間1200円の手数料を徴収するということになります。
すでにりそな銀行は導入しているが、低金利の昨今、口座維持の手数料がスタンダードになっていくのかもしれません。
手数料はどうやって徴収されるのだろうと気になったので、りそな銀行のホームページで調べてみると、口座残高から手数料が徴収され、手数料未満となった場合は、口座が自動解約される仕組みらしい。
自動で解約されるのは、個人的には良い仕組みだと思いました。
銀行も統廃合や支店整理が進むことにより、近所になくなってしまう場合もあり、解約するにも手間を感じることがあるからです。
銀行は慈善事業ではない
当たり前だが、銀行も慈善事業をしているわけではないので、利益を出さなければなりません。
たとえ使われていない口座でもその維持にはコストがかかるため、今回の手数料徴収には納得はできます。
ただし、一方的に手数料を徴収するのではなく、支店に行かなければ解約できないような不便さを解消した上で導入してほしいものです。
引き出し、ATMの手数料も増額の流れ?
今後は、こういった手数料も上がっていくことが予想され、現にそうなりつつあります。
例えば10,000円を引き出すのに300円の手数料が掛かったとすると、引き出すために3%の手数料を支払っていることになります。1,000円ならば30%です。
普通預金に預けておくと、とある銀行では現在金利が0.001%なので、10,000円預けていても0.1円にしかなりません。
そう考えると、引き出す際の手数料がいかに高いかが分かると思います。
今後は、ATM利用手数料が無料のネット銀行などにお客さんは流れていくかもしれません。今は多くのネット銀行があるので、普段使いなら日常生活で使いやすい銀行を選ぶと良いと思います。
ただ未だに給与の振り込みの銀行が限られているケースもあるので、今後そういったことも変わっていけば良いと思います。
現金を使用する機会が減っていく
銀行の手数料の値上げや、増税によるキャッシュレス決済の促進によって今後は現金をやり取りする場面は減っていくと思います。
現に私はほぼ現金を使っていませんし、この1ヶ月、現金を引き出してもいません。最近はQR決済を導入する個人商店も増えてきたので、より身近になっていくでしょう。
災害時は使用できない場合があったり、課題はあると思いますが、消費者の立場で考えるとキャッシュレスは便利です。(2020年6月まではポイント還元があるのでお得でもあります)
このニュースを見て何を思ったのかというと、時代に合わせて賢くお金と付き合っていかないと、思わぬ損をしたり、不便を被ったりするということです。
「お金のことは難しくてちょっと・・・」と思わずに、調べてみたり、FPに相談してみたりしてください。
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