待ちに待ったDJI Action2の後継機?
ちょい得トラベルの動画撮影では、これまでDJI Action 2を愛用していました。
良かったら最新の動画をご覧ください!🔽
私は、撮影、編集ともに素人。
なので旅先で気軽に撮れて、編集もそこそこで済むという点を重要視しています。
DJI Action 2は、旅先での街歩き、温泉街の風景、鉄道移動の様子などを撮るには十分すぎるほど高性能。
小さくて軽い、マグネットでの装着が簡単、アクセサリも豊富で「これはもう、最強だな」と思っていました。
そんな最高の相棒だからこそ、「後継機が出たら絶対買おう!」と決めていました。
しかし、その後DJI Action3は出ることはなく、Osmo Action 3とラインナップを変えて以後5まで続いています。
…ところが、
先日登場した新モデル 「DJI Osmo Nano」 を見た瞬間、どうにも気になってしまって。
「久々の着脱式や…!」
進化したのは以下の点。
- 4K / 60fpsに加え、最大120fpsのスローモーション対応
- 1/1.3インチの大型センサーで暗所にも強そう
- 10-bit+D-Log M対応で編集の幅が広がりそう
- なにより、めちゃくちゃ小さい!軽い!
形こそ変わりましたが、Action 2愛好家として、このOsmo Nanoを買ってみた次第です。
ということで、この記事ではまずスペックの違いを中心に、「実際、どっちがどういいのか?」を整理してみます。
スペック比較|DJI Action 2 vs Osmo Nano
項目 | DJI Action 2 | DJI Osmo Nano |
---|---|---|
センサー | 1/1.7インチ CMOS | 1/1.3インチ CMOS |
最大動画性能 | 4K / 120fps | 4K / 120fps |
手ブレ補正 | RockSteady 2.0 / HorizonBalancing /HorizonSteady | RockSteady 3.0 / HorizonSteady(強化版) |
色表現 | 標準 / D-Cinelike | 10-bit / D-Log M 対応 |
重量 | 約56g(本体のみ) 約56g(電源モジュール) | 約52g(本体のみ) 約72g (多機能ビジョンドック) |
防水性能 | 10m(本体単体) | 10m(ドック併用でIPX4) |
内蔵ストレージ | 本体に32GB/128GB | 本体に64GB / 128GB |
価格帯 | 約37,000円前後(128GB) | 約48,000円前後(128GB) |

外観・質感|第一印象は「小さっ、軽っ!」

まず開封して最初に思ったのは、本体がめちゃくちゃ軽いということ。
公式ではカメラ本体は約52gと書かれていますが、実際に手に取るとAction 2よりもさらに軽く感じます。
ただ軽いだけじゃなく、仕上げがマットで高級感があるのも好印象。
そして私がAction2の後継機と勝手に認定しているのが、カメラ本体との分離構造。
カメラ本体とドックからなる構造はAction2を彷彿とさせる構造です。

NanoはAction 2の後継者になりうるのか?
ここからは結論から言います。
私の使い方(旅行Vlog用途)なら完全に後継者になる!
以下、Action2を3年程使ってきた自分の実感ベースで書きます。
◎ 後継者として「アリ」だと感じたポイント
画質が進化している
Nanoは1/1.3インチ CMOSを搭載していて、Action2よりもセンサーが大きくなっています。
その分、画質が向上しました。(素人目線Action2でも十分綺麗ですが…)
✔️ サッと取り出し、気軽に高画質で撮ることに向いている
暗所性能が向上した
Action2で私が唯一?弱点と感じていたのは、暗くなるとたちまち画質が悪くなることでした。
Nanoで夜間に少し撮影してみたのですが、Action2よりも暗所での撮影性能がかなり向上していると感じました。
✔️ SuperNightモードで夜間も安心に
多機能ビジョンドックが便利
Action2にもカメラ本体とドッキングできる、”フロントタッチ画面モジュール”や”電源モジュール”がありましたが、Nanoの“多機能ビジョンドック”は、それらを遥かに上回る便利さがありました。
便利だと感じたのは、カメラ本体と分離した状態で、撮影中の映像を確認できる点です。
例えば、カメラの胸元につけた状態でも、多機能ビジョンドックで撮影中の映像を手元で確認できるのです。
Action2ではこれができなかったので、撮影した後に確認する必要がありました。
時にはうまく撮れていないこともありがっかりした経験もあります。
その点、リアルタイムで確認できるのは大きな利点だと思います。
✔️ 失敗が減る?初心者の心強い味方
× 後継者として「やや弱い」ポイント
上記3つの利点で、十分後継者になり得るのですが、いくつか気になる点も挙げたいと思います。
カメラの厚みが気になる
サイズは小さくて軽くて良いのですが、厚みが結構あります。
厚みだけでいうと、レンズ部分の出っ張りがあるので、Action2よりも厚いです。

厚みがあると何が問題かというと、胸などにつけた時の存在感が結構あります。
気軽に、人目をあまり気にせず撮れることがAction2の良い点だったのですが、その部分では少し劣っているのかなと思います。
今回購入にあたり、家電量販店で実機を見て購入したので、承知の上ですが、カメラの存在感を抑えるということならライバルのInsta360 GO Ultraの方が良いと思います。(価格が高いですが…)
DJI Osmo Nano|4K・10bit対応の超軽量アクションカメラ
カメラ本体にもスクリーンがあれば良かった
多機能ビジョンドックが便利という話をしましたが、高望みするのであれば、Action2のようにカメラ本体にもスクリーンがあれば尚良かったと思います。
nanoのカメラ本体にはスクリーンがないので、撮影映像を確認しようと思うと多機能ビジョンドックに接続する必要があります。
カメラ本体のロゴがちょっと邪魔
これは好みの問題ですが、レンズの横にあるロゴが少々目立ちすぎな感じが…。主張したい気持ちは分かるのですが、もう少し抑えてもらえると良かったなと思っています。

結論|概ね満足!早く旅先で撮影したい
結局のところ、「Action 2の代わりになるか?」という問いに対してはこう言えます。
「代わりになる!」と言い切りたいと思います。
これから撮影してみて見えてくる点があると思いますが、軽く触って撮影した感じでは代わりになると感じています。
自分のように、
- 鉄道の車窓を撮影する
- 旅先で両手を空けた状態で歩きたい
- 荷物はコンパクトに
そんなスタイルには、Nanoが完璧にフィットしてくれると思っています。
まさに「ちょい得トラベル」的な旅動画のための1台、という感じです。
同じように、Action2の後継者探しをしている方や、旅先などで気軽に撮影(POV撮影も)したい方はDJI Osmo nanoを検討してみてください。
気になる方はこちらから詳細を確認できます!🔽
DJI Osmo Nano|超軽量52g・4K撮影・1/1.3インチセンサー搭載
ちなみにAction2もまだまだ現役でいけると思っています!(愛着もある)
少しでもおやすくという方は、Action2もアリだと思います。🔽
DJI Action 2 Powerコンボ(128GB)|超広角155°&8倍スローモーション対応アクションカメラ
次回は実写レビュー編へ!
今回はあくまで「軽く使ってみた第一印象」をお伝えしました。
次回は、実際に撮影した動画や、編集してみた結果を交えて、
より実践的なレビュー記事(作例付き)をアップする予定です。
興味のある方は、ぜひYouTubeチャンネル「ちょい得トラベル」もチェックしてみてください!