山梨県の石和温泉。
新宿から特急で約1時間半というアクセスの良さと、湧出量の豊富さで知られる人気の温泉地です。
今回は、そんな石和温泉で「2泊3日の男一人ワーケーション」をしてきました。
お世話になったのは、1泊7000円というリーズナブルな価格で源泉かけ流しの温泉が楽しめる「ゲストハウス璃洛（りらく）」さん。
今回は素泊まりプランだったのですが、これが逆に好都合。
なぜなら石和温泉には、絶品の馬刺しや地元のワイナリーなど、持ち帰りグルメの宝庫だからです！
仕事の合間に温泉で汗を流し、夜は地元の店で調達した肴と酒で晩酌をする…そんな「大人の休日」を過ごしてきましたので、レポートしたいと思います。
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アクセス｜新宿から特急ですぐ！駅近の温泉地へ
石和温泉駅までは、新宿駅からJR中央線の特急「かいじ」または「あずさ」で一本。
思い立ったらすぐ行ける距離感が魅力です。
今回の宿「ゲストハウス璃洛」は、石和温泉駅から徒歩で10分ほどの距離。
駅周辺にはイオンなどの大型スーパーもあり、素泊まり旅の買い出しには困りません。
レンタサイクルを借りて温泉街を回るのもおすすめですが、今回はのんびり宿へ向かいました。
部屋の様子｜1泊7000円！ワーケーションに最適なシンプル空間
今回宿泊したのは、トイレ・洗面付きの個室タイプ。
「ゲストハウス」という名前ですが、しっかりとプライベートが確保されたきれいな洋室です。
1泊7000円（※時期により変動あり）という価格ながら、部屋は広々としていて清潔感があります。
Wi-Fiも完備されており、机もしっかりあるので、パソコンを広げての仕事も快適そのもの。
「温泉宿で仕事なんて捗るの？」と思われるかもしれませんが、「煮詰まったらすぐに温泉」という環境は、驚くほど集中力を高めてくれます。
ネットも快適
部屋のネット環境は常に快適でした。
旅先ではそこまで重たい作業はしないものの、ネットのストレスがないだけでも快適さがかなり変わってきます。
下り183Mbps / 上り125Mbps
温泉｜三種類の源泉かけ流しを独占する贅沢
璃洛さんの最大の魅力は、なんといっても温泉です。
宿には、「檜風呂」、「石風呂」と「岩風呂」の3種類があり、予約制で貸切で利用できるのが特徴です。
もちろん、源泉かけ流し。
石和の湯は肌当たりが柔らかく、長湯しても疲れにくいのが特徴。
仕事の合間にザブンと浸かると、頭の芯までリフレッシュできます。
檜の香りに包まれるお風呂も最高でしたが、野趣あふれる岩風呂の雰囲気もたまりません。
ビジネスホテルにはない、本物の温泉宿の良さを実感できる瞬間です。
３つの温泉は全て貸切で、廊下にある予約表で自分の部屋のマグネットを置いて予約するタイプでした。
お客さんの人数などによって？３つのうち１つが完全に閉まっている日もありました。
一回の予約で45分間、予約表以外の時間は空いていれば利用できます。
食事と晩酌｜地元グルメを買い込んで！極上の部屋飲みタイム
素泊まりプランの醍醐味は、地元の美味しいものを自分のペースで楽しめること。
旅エビ外食に疲れてしまうこともある僕にとっては、持ち帰りグルメは最高だね
今回は2泊3日の中で、石和温泉周辺の「間違いないお店」を巡ってきました。
1日目｜マルス山梨ワイナリーと鰻で乾杯
まず訪れたのは、宿からもほど近い「マルス山梨ワイナリー」。
ここでは工場見学ができるほか、試飲コーナーが充実しています。
自分好みの一本を見つけたら、購入し宿で楽しむ。山梨に来たらやっぱりワインは外せません。
11月はこの6種類の試飲ができました。（1種類はぶどうジュース）
宿泊先から徒歩5分ほどと近いのも魅力でした。
1日目は自分の晩酌用に、2日目はお土産を買いに利用しました。
自分用に購入したワインはこちら🔽
やや甘口でフルーティーなので、普段ワインを飲まない方へのお土産にも最適でした。
その後また飲みたくなり、自分用にネットでポチりました。笑
白ワイン 牧丘 甲州 750ml 10％ [ 2025年 ] / 本坊酒造 マルス 山梨ワイナリー 日本ワイン 山梨県 白 やや甘口 甲州
この日の夕食は、駅前にあった鰻の成瀬で購入した「うなぎ」！
比較的リーズナブルにかつテイクアウトもできます。
香ばしいタレの香りが食欲をそそる鰻のかば焼きと、先ほど仕入れた白ワイン。
組み合わせ？関係ありません！美味しいものと美味しいもので良いんです！
鰻の脂とタレのコクをワインが包みこみ、そして流してくれる。何気に最高でした！
2日目｜鮎川寿しの紅富士丼に舌鼓
2日目のランチは、地元で愛される「鮎川寿し」さんへ。
おすすめいただいた「紅富士丼」に舌鼓。
写真とは見た目が異なりましたが、「これで1,000円？」と驚くコスパでした。
マグロは漬け込まれているのか味があり、醤油なしでいただけます。
よく脂の乗ったマグロで、写真では分かりづらいかもしれませんが、「これでもか！」というくらい乗っていて、ご飯が進みます。
満腹で大満足！午後の仕事への活力をチャージできました。
2日目｜岩野精肉店の極厚馬刺しに舌鼓
そして、今回の旅のメインイベントとも言えるのが、夕食の買い出しで訪れた「岩野精肉店」です。
石和温泉駅から徒歩5分ほど。
ショーケースに並ぶ新鮮な肉の中から、馬刺しのブロックを購入しました。（値段は変わるがカットもしてくれます）
ついでにお肉屋さんのお弁当もゲット。
宿に戻り、早速晩酌の開始です。
見てください、この馬刺しの厚み！（自分で好きな厚さにカットできる喜び）
口に入れると、濃厚な肉の旨味が口いっぱいに広がります。
臭みなんて全くなく、甘さを感じる旨さ。 そこに冷えたお酒を流し込む幸せ……。
誰にも気兼ねせず、Netflixを見ながら絶品グルメをつまむ。これぞ一人旅の至福の時間です。
（部屋ではNetflixを見ることができる）
ちなみに宿には、共用のキッチンがあり、包丁などの調理器具や食器などもあるので、カットしてもらうよりも少しだけお安い馬刺しブロックを購入して、キッチンでカットしました。
馬刺しをキッチンでカットしていたら、宿の方が調味料を提供してくれました。
馬刺しにごま油と塩のコンビネーションは最強ですね！
周辺観光｜仕事の合間のリフレッシュ（立ち寄り湯・スイーツ）
滞在中は、宿の温泉だけでなく、外湯やスイーツも楽しみました。
石笛の湯
日帰りで利用できる温泉施設。
地元の方が多そうな印象で、気取らない雰囲気が魅力でした。
内湯と露天風呂、サウナまであるのに500円で利用できるのには驚きました。
内湯は、
・超高温（45度）：めちゃくちゃ熱い！1分も入っていられなかった
・高温（42度）：少し暑く感じるが入っていられる
・中温（40度）：人によっては温めだが個人的には好き
ジェットと寝湯と温度帯が異なる浴槽が並んでいて、全て源泉かけ流しでした。
サウナは、恐らく15人前後は座れる広さで、水風呂は20度ほどでした。
露天風呂がとてもよく、プールのような広い浴槽が一つあるだけのシンプルな作りですが、大きいので窮屈さはありません。
初冬の冷んやりした空気を感じながら、開けた空を見上げ浸かる温泉は至福の時間でした。
シャナドゥ
お風呂上がりに立ち寄ったのが、ジェラートショップ「シャナドゥ」。
地元の食材を使ったジェラートなどラインナップが豊富などが魅力的で何を食べるか迷いました。
いただいたのは、「くるみのキャラメリゼ」と「ベリーAの赤ワイン煮」です。
どちらもとても美味しかったのですが、特にベリーA赤ワイン煮がぶどうのジューシーさと赤ワインのほのかな香りがする少し大人なジェラートでした。
くるみのキャラメリゼが良い甘さだったので、さっぱりしたベリー系とのバランスもよく我ながらナイスチョイスだったと思います！
宿泊の感想｜自由気ままな素泊まり滞在の魅力
「ゲストハウス璃洛」での2泊3日ワーケーション。
1泊7000円という手頃な価格で、これほど充実した滞在になるとは思いませんでした。
食事なしの素泊まりだからこそ、「お昼は近所のお寿司屋さん」「夜は精肉店の馬刺しで一杯」 というように、自分の好きなものを好きなだけ選べる自由度の高さが最高でした。
仕事をする環境としても申し分なく、疲れたらすぐに源泉かけ流しの湯に浸かれる贅沢。
また、宿の方がとても親切で、キッチンで馬刺しを切っていたら「これ使う？」と調味料（青ヶ島の塩など）を貸してくださるなど、温かい心遣いが心に残りました。
石和温泉は、観光はもちろんですが、こうして「暮らすように泊まる」スタイルにも非常に適した温泉地だと改めて実感しました。
美味しいお酒と肴、そして良いお湯を求めて、またふらりと訪れたいと思います。
今回の宿の基本情報
| 宿名 | ゲストハウス璃洛（りらく） |
| プラン | 素泊まり（食事なし） |
| 料金目安 | 1泊 7,000円〜（時期により変動） |
| 温泉 | 源泉かけ流し（予約制の貸切） |
| アクセス | 石和温泉駅より徒歩約10分 |
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