この記事では、湯河原温泉の「源泉宿 ゆっくり」に実際に2泊3日で宿泊した感想を、部屋・温泉・朝食・作業環境・周辺グルメまでまとめています。
- 一人旅で泊まりやすい宿か
- 素泊まりでも食事に困らないか
- 温泉の泉質や混雑具合
- ワーケーション利用できるか
- 実際にかかった宿泊料金
神奈川県の湯河原温泉に、2泊3日で一人旅をしてきました。
新宿から乗り換え含めて約2時間。宿は素泊まりで1泊7,500円前後。
夕食は地元の魚屋で刺身を買って部屋に持ち込む、というスタイルで過ごしてみました。
「ちょっと遠出したいけど、がっつり旅行ではなく、ただ温泉でゆっくりしたい」という気分のときに、湯河原はかなり良い選択肢だと実感しています。
アクセス|新宿から2時間、乗り換え1回
新宿から小田急ロマンスカーで小田原へ。小田原から東海道線に乗り換えると、湯河原まであっという間です。
乗車時間は合計1時間半ほど。乗り換えを含めても2時間程度でアクセスできます。
私は新宿から出発でしたが、その他東京や品川からは新幹線で熱海まで行き、一駅戻る方法や、東海道線で一本で湯河原まで行けるので、アクセスはとても良いと思います。
電車一本でほぼ完結するので、一人旅でも荷物を最小限にして気軽に行けるのが良かったです。
宿|源泉宿 ゆっくり

今回お世話になったのは、万葉公園エリアにある「源泉宿 ゆっくり」さんです。
湯河原駅から奥湯河原行きのバスに乗車し、温泉場中央で下車。バス停の目の前に宿はあります。
チェックインで館内に入った瞬間、暗めの照明が落ち着いた印象を与えてくれます。
宿の名前そのまま、「のんびり、ゆっくり」という空気が漂っています。
部屋
今回は6畳の部屋に宿泊。
素泊まりの宿でこのコンパクトさは想定内でしたが、広縁の窓が大きく明るいおかげで、実際よりずっと広く感じました。3階の部屋からの景色も良く、静かに過ごせる空間でした。

アメニティは歯ブラシ・タオル・浴衣はもちろん、充電器まで用意されていました。
細かいところまで気が利いています。

トイレと洗面所は廊下の共用ですが、宿全体がこじんまりしているせいか、他の宿泊客とすれ違うことも少なく、快適でした。


作業環境
ワーケーション目的で泊まる場合、気になるのが部屋での作業環境です。
ゆっくりさんは畳にテーブルというスタイル。

椅子ではないので長時間の作業には向きませんが、短時間であれば問題なく使えました。
Wi-Fiは速度自体は悪くないのですが、少し不安定な場面がありました。

がっつり仕事をメインにするなら、湯河原惣湯の玄関テラス(コワーキングスペース)との組み合わせがおすすめです。
温泉
源泉宿というだけあって、お湯の新鮮さが際立っています。
内湯のみで露天風呂はありませんが、お湯の質で十分満足できました。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉。
加水なし、加温なし、循環なしの新鮮なお湯を堪能できます。

温度は43度前後と少し熱め。
長湯には向きませんが、2〜3分の短い入浴を時間をずらして何度か繰り返すのがちょうど良かったです。
入浴時間は15:00〜24:00、翌朝は6:00〜10:00(翌朝は男女入れ替え制)。
各フロアにモニターが設置されていて、スリッパの状況で混雑具合が確認できるようになっていました。これは地味に便利です。

一番驚いたのが肌への効果です。
洗い物で荒れていた手の指先のパックリ割れが、2泊3日の滞在中に目に見えて改善しました。
効能に「切り傷に良い」とある通りで、温泉の力を改めて実感した旅になりました。

朝食
素泊まりが基本ですが、チェックイン時に翌朝の朝食を予約することができます。
鮭定食と金目鯛定食(各1,300円)をそれぞれの朝に注文。
どちらもお魚の焼き加減が絶妙で、ご飯とお味噌汁はセルフでおかわり自由です。
1階の受付横のお部屋でいただくのですが、BGMが流れる静かな空間で、落ち着いて食べられました。


グルメ|買い出しスタイルが正解だった
ゆっくりさんは素泊まりが基本で、周辺の飲食店は曜日によって閉まっていることもあります。
事前に調べておいて、部屋への持ち込みを前提に食材を調達するスタイルが快適でした。
魚忠|地元の鮮魚店で刺身を調達
駅から徒歩圏内にある鮮魚店です。
1日目は刺身盛り合わせ(5点盛り・1,100円)、シロダイ(500円)、生牡蠣(2個入り・400円)を購入。

2日目はキンメ(680円)、スルメイカ(580円)、ウマハギ(680円)にしました。

真鶴産・伊豆産の地魚が中心で、鮮度が違います。
これを部屋に持ち込んでビールと一緒に食べる時間が、今回の旅で一番好きな時間でした。
特に印象に残ったのがシロダイ。噛むほどに甘みが広がって、ビールと白ワインとの相性も抜群でした。
加藤精肉店|注文してから揚げるアジフライ(430円)
宿近くの精肉店ではコロッケとアジフライを食べました。
アジフライは注文してから揚げてくれるので10分ほど待ちますが、その分アツアツで出てきます。

430円でこのクオリティは正直うれしい価格です。
宿から徒歩2分ほどなので、持ち帰り部屋でビールと一緒に。最高でした。
きび餅本舗かみむら|工場直売のきび餅

駅から徒歩5〜10分ほど、住宅街の中にある工場直売所です。
観光スポットというより、地元の人が普通に買いにくるような場所の雰囲気。
100g単位の量り売りと箱入りがあります。
程よい甘さと、プルプルとモチモチが合わさった食感で、食べ始めると止まらなくなりました。
お土産にも喜ばれそうです。

焼肉 ASHIDA YA|2日目のランチに
湯河原駅からは徒歩7分、宿から徒歩35分ほどと少し距離がありますが、お腹を空かせるために宿から歩いて向かいました。

カルビ丼(1,400円)を注文。
サラダと前菜3種(竹の子ナムル、キムチ、マカロニサラダ)が付いてきて、ボリューム的にも満足感がありました。肉の質もしっかりしていて、昼食としてはかなり贅沢な気分になれます。

アクティビティ|温泉だけじゃない湯河原の過ごし方
万葉公園でのランニング
朝8時台に利用しました。坂道や階段が多く、緑の中を走るというよりトレランに近い感覚です。
川や滝もあり、コースとして気持ち良かったです。
温泉でしっかり回復して、朝は少し動く。このリズムが2泊3日のちょうど良いペースになりました。
湯河原惣湯 玄関テラス|コワーキングとしても使える
1階がカフェ、2階がコワーキングスペースになっています。大きな窓から緑が見えて、作業環境としてかなり整っています。Wi-Fiの速度も問題なく、仕事が捗りました。

コワーキングスペース自体の利用料は不要です。ワーケーション目的で湯河原を選ぶ方にも向いている場所です。
平日の10時過ぎに行きましたが、それほど混雑もなく集中して作業ができました。

源泉宿 ゆっくり 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上611 |
| アクセス | JR湯河原駅からバスまたはタクシー |
| チェックイン | 15:00〜 |
| チェックアウト | 12:00 |
| 温泉 | 内湯のみ(男女各1・翌朝入れ替え制) |
| 入浴時間 | 15:00〜24:00 / 翌6:00〜10:00 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩温泉 |
| 今回の部屋 | 和室6畳(広縁付き・3階) |
| 料金 | 素泊まり2泊 15,010円(1泊約7,505円) |
| 朝食 | オプション(各1,300円) |
新鮮なお湯を堪能したい方、ゆっくり温泉宿で過ごしたい方は、空室をチェックしてみてください🔽
こんな人におすすめ
- 一人で静かに温泉を楽しみたい方
- 温泉 × ちょっと仕事(ワーケーション)をしたい方
- 部屋でのんびり過ごすのが好きな方
- 東京・神奈川近郊からサクッと行ける旅先を探している方
宿泊中、家族連れやグループ客はほとんど見かけませんでした。
たまたまかもしれませんが、一人客の方が大半で、一人でのんびりと静かに過ごせる環境でした。
泊まって感じた注意点
トイレ・洗面所は共用
部屋にトイレや洗面所はありません。
共用でも問題ない方には快適ですが、部屋で完結したい方は注意が必要です。
長時間のデスクワークにはやや不向き
畳にテーブルのスタイルなので、数時間の軽作業なら問題ありませんが、丸一日パソコン作業をするなら湯河原惣湯 玄関テラスとの併用がおすすめです。
温泉はやや熱め
43度前後のお湯なので、ぬる湯で長く浸かりたい方には少し熱く感じるかもしれません。
まとめ|湯河原、また来ます
源泉宿 ゆっくりは、余計なものを削ぎ落として「温泉に入って、ゆっくり過ごす」ことに特化した宿です。
1泊7,500円前後でこの泉質と環境は、大満足でした。
地元の魚屋で刺身を調達して部屋で一杯やる夜、朝に公園を走って温泉に入る朝、コワーキングスペースで作業しながら過ごす昼。
なんとも充実した3日間でリズムがすごく自分に合っていました。
新宿から2時間で、肌も気持ちもリセットできる。また来たい場所がひとつ増えました。
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