福島県福島市にある飯坂温泉(いいざかおんせん)。
昔ながらの共同浴場が点在し、どこか懐かしい雰囲気が残る温泉街です。
今回は飯坂温泉に3泊し、温泉に入りながら街をのんびり歩いて過ごしました。
実際に滞在してみると、温泉街は比較的コンパクトで徒歩でも散策しやすく、飲食店やテイクアウトできるお店も充実。
共同浴場巡りはもちろん、素泊まりでの滞在にも向いている温泉街だと感じました。
この記事では、
- 飯坂温泉へのアクセス
- 温泉街を実際に歩いて感じた雰囲気
- 共同浴場「鯖湖湯」の体験レポ
- 飯坂温泉の共同浴場
- 旧堀切邸
- 実際に3泊して感じたおすすめの過ごし方
などを、実際に訪れたときの写真とともに紹介します。
飯坂温泉ってどんな温泉街?
飯坂温泉は、福島駅から福島交通飯坂線に乗ってアクセスできる温泉街です。
実際に3泊して歩いてみると、温泉街は比較的コンパクトにまとまっていて、徒歩でも十分に散策できました。
多少の坂道はありますが、移動が大変という印象はありません。
街には昔ながらのお店や建物が数多く点在していて、歩いているとちょっとしたタイムスリップ感を味わえるのも印象的でした。

飲食店だけでなく、惣菜やお弁当などを持ち帰れるお店も意外と多く、素泊まりでも食事には困りませんでした。
共同浴場に入り、昔ながらの街並みを歩いて、気になるお店に立ち寄る。
そんなのんびりとした過ごし方がよく似合う、趣のある温泉街です。
福島駅から飯坂温泉へのアクセス
福島駅から飯坂温泉へは、福島交通飯坂線を利用します。
福島駅から終点の飯坂温泉駅まで約23分。
飯坂温泉駅に到着すれば、共同浴場や飲食店など温泉街の主要スポットへは徒歩で移動できます。
なお、訪問時は飯坂線でSuica・PASMOなどの交通系ICカードを乗車券として利用することはできず、切符を購入して乗車しました。切符の購入には交通系ICカードを利用できました。


共同浴場「鯖湖湯(さばこゆ)」を体験
飯坂温泉でぜひ体験してみたかったのが、共同浴場です。
今回はその中でも、飯坂温泉を代表する共同浴場のひとつ「鯖湖湯」に入ってみました。
飯坂温泉駅から徒歩5分ほど。
今回宿泊した「温泉屋ひろすけ旅館」のすぐ隣にあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入浴料 | 大人400円 |
| 営業時間 | 6:00〜21:00 |
| 定休日 | 月曜日 |

券売機で入浴券を購入
入浴方法はシンプルで、券売機で入浴券を購入して受付に提出します。
シャンプーや石鹸などは用意されていないため、必要なものは持参しておくのがおすすめです。
今回はタオルなども持参しました。
昔ながらの雰囲気と、かなり熱めのお湯
館内に入ると、木造建築らしい高い天井が広がり、昔ながらの共同浴場らしい雰囲気を味わえます。
湯船は6〜7人ほどでいっぱいになりそうな大きさ。
そして飯坂温泉らしく、お湯はかなり熱めです。
体感では46-7℃ほどあり、宿泊していた宿の温泉よりもさらに熱く感じました。
受付の方が「熱かったら加水しても良い」と言ってくれましたが、せっかくなので今回はそのままの温度で挑戦。
1〜2分入っては上がるのを繰り返しながら楽しみました。
短時間の入浴でも体の芯まで温まり、外へ出てからもしばらく汗が止まらないほどでした。

12時30分頃はほぼ貸切状態
今回訪れたのは12時30分頃。
ちょうど入れ替わりで一人出ていき、その後30分ほどはほぼ一人で入浴することができました。
帰る頃にまた一人入ってきた程度だったので、かなりのんびり楽しめました。
曜日や日によって混雑状況は異なると思いますが、昼食前後は比較的狙いやすい時間帯なのかもしれません。
※混雑状況は曜日・時間帯によって異なります。
明治時代の共同浴場を再現した建物
現在の鯖湖湯は、1993年に明治時代の共同浴場の姿を再現して改築された建物です。
歴史を感じる木造の建物と飯坂温泉らしい熱いお湯を、400円で体験できるのは魅力的でした。
飯坂温泉には鯖湖湯以外にも共同浴場がある
飯坂温泉には、鯖湖湯以外にも複数の共同浴場があります。
今回は鯖湖湯のみ入浴し、波来湯・八幡の湯・大門の湯は街歩きをしながら外観を見学しました。
| 共同浴場 | 入浴料 | 営業時間 | 定休日 |
|---|---|---|---|
| 鯖湖湯 | 400円 | 6:00〜21:00 | 月曜日 |
| 波来湯 | 500円 | 6:00〜21:00 | 火曜日 |
| 八幡の湯 | 400円 | 月・水・金 13:00〜21:00 木・土・日 6:00〜13:00 | 火曜日 |
| 大門の湯 | 400円 | 月・水・金 6:00〜13:00 火・土・日 13:00〜21:00 | 木曜日 |
波来湯は飯坂温泉駅から近く、電車で訪れる場合にも立ち寄りやすい共同浴場です。
八幡の湯と大門の湯は曜日によって営業時間が異なるため、共同浴場巡りをする場合は事前に営業時間を確認しておくのがおすすめです。



旧堀切邸を散策|母屋・蔵・庭園も見応えあり
共同浴場巡りの合間に立ち寄ったのが、飯坂温泉駅から徒歩7分ほどの場所にある「旧堀切邸」です。
開館時間は9:00〜21:00、入館料は無料です。

訪問時はちょうど風鈴まつりが開催されていましたが、個人的に印象に残ったのはむしろ建物そのものでした。
母屋だけでなく蔵の中も見学でき、きれいに整えられた庭園をのんびり散策できます。

訪れたときはそれほど人も多くなく、静かな庭園や建物を自分のペースで見て回ることができました。
敷地内には手湯・足湯もあります。
今回は利用しませんでしたが、広々としていて、庭園を眺めながらひと休みするのも良さそうです。

夏は風鈴まつりも開催
訪問した2026年7月には、夏の「風鈴まつり」が開催されていました。
風鈴が飾られた空間で、その音色や夏らしい雰囲気を楽しむイベントです。


風鈴だけを目的に訪れるというよりも、旧堀切邸の建物や庭園を散策しながら、季節の風景として楽しむのがおすすめです。
イベント内容や開催期間は年によって変わるため、最新情報は旧堀切邸や飯坂温泉の公式サイトで確認してください。
飯坂温泉は何泊がおすすめ?実際に3泊して感じたこと
今回は飯坂温泉に3泊しましたが、個人的には2泊以上の滞在がおすすめです。
温泉街自体はコンパクトなので、主要な場所を見るだけなら1泊でも楽しめると思います。
ただ、実際に滞在して感じた飯坂温泉の魅力は、観光スポットを次々と巡ることよりも、共同浴場に入ったり、昔ながらの街を歩いたり、地元のお店で食事をしたりしながら、のんびり過ごすことでした。
円盤餃子のお店も複数あり、テイクアウトできるお店も多いため、2泊以上すれば食べ比べや町グルメも楽しみやすくなります。
朝に温泉へ入り、街を歩いて、気になるものを食べ、宿でひと休みしてまた温泉へ。
そんな「暮らすように過ごす」旅が、飯坂温泉にはよく似合うと感じました。
今回実際に食べた円盤餃子や飯坂温泉の町グルメについては、別の記事で詳しく紹介しています。
▼ 飯坂温泉で食べた円盤餃子・町グルメ
※現在記事執筆中
こんな人に飯坂温泉はおすすめ
- 昔ながらの共同浴場巡りを楽しみたい人
- 熱めの温泉が好きな人
- 昭和レトロな温泉街をのんびり歩きたい人
- 観光地を慌ただしく巡るより、ゆっくり滞在したい人
- 円盤餃子などの町グルメを楽しみたい人
- 車を使わず電車と徒歩で温泉旅行を楽しみたい人
まとめ|共同浴場と街歩きを楽しむ飯坂温泉
飯坂温泉は、駅から歩ける範囲に共同浴場や昔ながらのお店が点在する、街歩きが楽しい温泉街でした。
中でも鯖湖湯は、昔ながらの共同浴場の雰囲気と飯坂温泉らしい熱いお湯を気軽に体験できる、おすすめのスポットです。
旧堀切邸を散策したり、地元のお店で食事をしたりしながら、自分のペースで温泉に入る。
1泊で観光することもできますが、個人的には2泊以上して、温泉街そのものをのんびり楽しむ旅がおすすめです。
実際の3泊4日の滞在の様子はYouTubeでも公開しています。
円盤餃子の食べ比べや町グルメ、共同浴場などを巡っていますので、あわせてご覧ください。
▼ 今回宿泊した「温泉屋ひろすけ旅館」の宿泊記はこちら


