目次
温泉ワーケーションって、実際どんな感じ?
「温泉とワーケーションは両立するのだろうか?」
そう疑問に思っている方、多いのではないでしょうか。
仕事と癒しが両立するなんて本当に可能なの?
という疑問や、興味はあるけどハードルが高く感じる方もいるはず。
ここでは、そんな“温泉ワーケーションのリアル”について、湯るく正直にお伝えします。
仕事しながら温泉…本当にできるの?
温泉ワーケーションは、観光をメインにしなければ“ガッツリ仕事をこなすスタイル”にも十分対応できます。
ポイントは「何を優先するか」。
“温泉での癒し”だけにフォーカスすれば、観光に出かける時間を減らし、その分仕事に集中できます。
私の場合、観光を程々にして温泉ワーケーションを実践しています。
観光を最小限にして部屋やコワーキングスペースを利用することで、意外にも作業がはかどり、普段以上に仕事を進めることができました。
静かな環境と、湯上がりのリフレッシュ効果が集中力を高めてくれたように感じます。
仕事をしつつ、リフレッシュ最高です!
“ゆるく働く”も、”しっかり働く”も自分次第
温泉ワーケーションは、“ゆるく働く”ことも、“しっかり働く”ことも、自分のスタイル次第です。
予定に観光やアクティビティを詰め込まず、仕事と休息のバランスを調整すれば、どちらの過ごし方も成立するからです。
私は最近「温泉+仕事」にはまっていて、午前中と午後の大半を仕事にあて、合間に温泉でリフレッシュという理想的なルーティンができました。
時には「観光も楽しむ日」と割り切った日を作ることで、オンとオフのメリハリも生まれました。
温泉での“非日常”が、仕事にも良い影響をくれる
温泉地という非日常の環境は、仕事の効率や発想力にも良い影響を与えてくれます。
普段と異なる空間に身を置くことで、気分がリセットされ、視野が広がったり新しいアイデアが浮かびやすくなると思っています。
入浴中にふと思いついたアイデアや、ぼーっと散歩をしている時に思い浮かんだことが、あとで企画の核になったこともありました。
仕事の効率だけでなく、“考える余白”が自然に生まれることが、温泉ワーケーションならではの魅力だと感じます。
私の「温泉ワーケーション」体験記|温泉で仕事してみた
実際の温泉ワーケーションってどんな感じだかピンとこないな…
そこで今回は、私が実際に体験した“温泉ワーケーション”の様子を、宿の選び方から1日の流れまでリアルにご紹介します。これを読めば、あなたの理想の働き方が少し近づくかもしれません。
選んだ宿|温泉×静けさ×Wi-Fiが決め手
温泉ワーケーションの宿選びでは、「通信環境」「作業環境」「温泉の質」の3つが重要です。
リラックスしながらも集中できる環境を整えるには、周囲の音やネット速度、温泉でのリフレッシュの質が影響するからです。
例えば、以前紹介した、「ほったらかしの宿ゆうふり那須塩原」さんには、ワーケーションプランがあるので、
温泉ワーケーションが初めての方にも安心です!記事はこちら↓
私は“自然に囲まれた静かな宿”で、Wi-Fi速度も十分。温泉も源泉かけ流しで、仕事の合間に何度も入れる環境がとても快適でした。
1日のスケジュール|朝風呂から始まる仕事のリズム

散歩→朝風呂→作業→昼休み→作業→夜の温泉、という1日が、想像以上に心地よいリズムでした。
自宅でもできないことはないですが、メリハリがついてとても集中できました。
朝に温泉に入ることで血行が良くなり、脳がスッキリ。
リズムよく集中とリラックスを繰り返せました。
朝の露天風呂に入ってから仕事を始めると、気分も上がり、普段よりタスク処理がスムーズに。
午後は軽めに作業をし、夕方の温泉でまたリセット。理想的な“オンとオフの往復”ができました。
温泉が“余白”をくれて、むしろ仕事がはかどった
温泉でリズムを整えることで、想像以上に仕事が捗り、しかも気持ちに“余白”が生まれました。
作業の合間に温泉でしっかりリフレッシュすることで、気分がリセットされ、結果的に短時間でも集中力の高い仕事ができたからです。
私は午前と午後に1回ずつ温泉に入り、その時間が良い区切りとなり「集中→リセット→再集中」というサイクルが自然と生まれました。
山に囲まれた静かな景色、人の少ない湯船でボーッと過ごす時間が、普段の生活では感じられない“余白”となり、結果的に働く意欲の回復にもつながりました。
こんな人にこそすすめたい、温泉×ワーケーション
「気にはなるけど、自分に合うか不安…」
そんな方にこそ伝えたいのが、温泉ワーケーションの“ゆるさ”です。
豪華な設備や特別な準備がなくても、自分のペースで楽しめるのが最大の魅力。
ここでは、特におすすめしたい人のタイプをいくつかご紹介します。もし自分に当てはまる部分があったら、ぜひ一度体験してみてください。
日々の忙しさに疲れたフリーランスの方
日常の喧騒から離れて、心身ともにリセットしたい人に、温泉ワーケーションは最適です。
都会にいると常に刺激や情報に囲まれていて、自分の“内側の声”に耳を傾けにくくなりがちだからです。
私も普段は都市部で仕事をしていて、常にONの状態でしたが、山間の温泉地に来た瞬間から不思議と呼吸が深くなり、夜もぐっすり眠れました。自然に囲まれることの効果を実感しました。
ワーケーションに興味はあるけど、どこでどうやったら良いか迷っている人
「ちゃんと働けるか不安…」と思っている人ほど、ゆるく始められる温泉ワーケーションはハードルが低くておすすめです。
ガチなワーケーションと違い、温泉をメインにすれば“リフレッシュしながらちょっと働く”というライトな体験が可能だからです。
私も最初は「仕事にならなかったらどうしよう」と心配でしたが、結果的に短時間でも集中できたことで「こういう働き方もアリだな」と前向きに捉えられるようになりました。
“何もしない贅沢”を体験してみたい人
日常から意識的に距離を取りたい人にとって、温泉地は最高の“何もしない”場所になります。
予定を詰め込まなくても許される環境で、自分に戻る時間が得られるからです。
私は湯船に浸かりながら空を眺め、ただ深呼吸するだけの時間が本当に贅沢に感じました。
気がつけば、頭の中の小さなモヤモヤも消えていて、静かに整う感覚がありました。
温泉ワーケーションのリアル|よかったこと・気をつけること
よかったこと|とにかくリフレッシュできた
温泉ワーケーションは、心と体の両面からリフレッシュできる点が大きな魅力です。
温泉の効果で身体が緩み、自然の中で過ごすことで気分も穏やかになります。
さらに、個人的には肌トラブルが改善されたことが、私にとっては大きなストレスの軽減につながりました。
私はもともと肌が弱く、乾燥やかゆみに悩まされていたのですが、温泉に数日浸かるうちに肌の調子が良くなり、それだけでかなり気持ちが軽くなりました。
肌のストレスが和らいだことで、仕事にもより集中できたことを実感しています。
気をつけること|ネット環境と作業スペースは事前に確認を
宿によってはネット回線が不安定だったり、作業しにくい環境だったりするので要注意です。
ワーケーションでは仕事の可否が“通信状況と作業環境”に大きく左右されるため、そこが整っていないとストレス、または、全く仕事にならない状態になってしまいます。
仕事メインの時は、ワーケーションプランがある宿を予約しました。
結果的に快適でしたが、通信環境があまり良くないホテルもあるので、事前に確認するか口コミなどをチェックすることをおすすめします。
意外と大事?「罪悪感を捨てるマインド」
ワーケーションでは「ちゃんと働かないと」という意識を手放すことが、実は成功のカギです。
休みながら働くというスタイルに慣れていないと、「サボってるかも」と感じてしまい、本来の良さを味わいきれなくなるからです。
私の場合、最初はあまり忙しくない時期に試してみてました。
少し余裕がある時なので温泉に長めに浸かろうが、おやつを食べに行こうが、「これでもいいんだ」と思えるように。
少し肩の力を抜くだけで、ワーケーションがぐっと豊かになります。
甘いものが好きなので、おやつの時間は意識的に取るようにしているよ!

ゆるワーケーションは、働き方の“選択肢”になる
温泉ワーケーションは、決して特別な人だけのものではありません。
「働きながら休む」という新しい選択肢を体験することで、自分に合った心地よいペースが見えてきます。
ここでは、私が実感した“気づき”を振り返りつつ、これから温泉ワーケーションを考えている方へのメッセージをお伝えします。
生産性じゃなく「自分を大切にする時間」もアリ
ワーケーションの価値は、生産性だけではなく「自分を大切にする時間」を持つことにもあると思っています。
忙しさに追われる中で、自分を後回しにしている人ほど、立ち止まる時間が必要だからです。
長い目で見たときに、自分を大切にすることが仕事の効率化にも繋がります。
温泉でのんびりと過ごすうちに、「何もしない時間」こそが心と体を整えてくれると実感しました。
それは、単なる“休み”とは違う、“働く自分を支える時間”でした。
温泉ワーケーション、まずはお試し感覚でOK
温泉ワーケーションは、構えすぎず“軽い気持ち”で試してみるのが成功のコツです。
初めてのワーケーションで完璧を目指す必要はなく、「温泉で癒されながら、少しだけ仕事する」くらいのゆるいスタートで十分だからです。
結果的に温泉旅行になってしまっても、それはそれで良いのです。
私も最初は「これでワーケーション?」という不安がありましたが、やってみると気づきや得られるものがたくさんありました。
何より、“自分に合う働き方”を試す機会として、すごく価値があると感じました。
温泉ワーケーションに関する気になること&回答
ここでは、温泉ワーケーションに関する疑問をまとめてみました。
温泉ワーケーションって会社員の私でもできるのかな?
もちろん!土日と組み合わせて、休みと仕事の日に分けて温泉ワーケーションにするのも良いかもしれません!
長期じゃないとワーケーションって意味ないかな?
全然そんなことないよ!1泊2日でも気分は切り替わるし、短い時間でも“整う感覚”はあるよ。むしろ気軽に試せるのが温泉ワーケーションのいいところ♨️
観光地に行くと、つい遊んじゃいそう(笑)
それはあるある…(笑)そうならないためにも予め“観光の日”を作っておくと良いかも!
ワーケーションの醍醐味は遊ぶことによるリフレッシュもあると思うから、メリハリをつける意識があれば、きっと大丈夫!
その他、ワーケーション全般に関わるQ&Aはこちらの記事にあるので、良かったら読んでみてください!
この記事のまとめ
今回は、私のおすすめ「温泉ワーケーション」について書きました。
最後に、これまで紹介してきた内容をまとめてみました。
- 温泉ワーケーションは、観光を控えれば仕事にも集中できる環境が整っており、静かで快適な宿なら“ガッツリ働く”ことも可能
- 合間に温泉に入ることで自然とメリハリが生まれ、集中力が高まり、短時間でも充実した仕事時間を過ごせるのが大きな魅力
- 実際に体験してみて、肌トラブルが改善されたことで心身のストレスが軽減され、より前向きに仕事へ取り組むことができた
- 日々の忙しさから逃れたい人、新しい働き方に興味があるけれど一歩踏み出せない人にとって、温泉ワーケーションは最適な選択肢
- 完璧に働こうとせず、まずは「少しだけ仕事、あとは温泉と癒し」くらいの軽い気持ちで試すことで、自分に合うスタイルが見えてくる
肌が弱いに自分にとって、温泉はまさに”心も体も癒してくれる”存在です。
「仕事の合間に温泉に入ったら、その後仕事にならないんじゃないか?」
そんなことを最初は思っていましたが、むしろ逆でした!
気持ちがリセットされて、その後再び集中できます。(長湯は禁物!)
これまで宿泊して良かった、宿はこちらの記事にあるので是非ご覧ください!
最初は「温泉で癒されるついでに、少し仕事でも」という気軽さで試してみてください。
あなたの働き方や過ごし方にぴったりの宿が、見つかりますように!
SNSでは、ワーケーションや旅行のリアルな体験をリアルタイムで発信しています。
気になる方はぜひフォローしてチェックしてみてくださいね。

旅エビ
ちょい得に、でもちょっと贅沢に。
温泉・鉄道・ワーケーションを旅するFP。
- 会社員 → パワハラ → フリーランスに
- 湯治×仕事「温泉ワーケーション」派
- 電車内での駅弁が至福の時間
- 荷物は軽く!快適なガジェットを探すのが趣味
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