東京都心から車で約2時間半。山梨県の最東端にある「丹波山村」は、奥多摩のさらに奥に広がる自然豊かな小さな村です。
今回は、村が運営するワーケーション施設「ワーケーション丹波山」に宿泊し、名湯「のめこい湯」で疲れを癒やす1泊2日の滞在をしてきました。
静かな環境で仕事に集中しつつ、温泉や川のせせらぎに包まれる贅沢な時間。
この記事では、宿泊施設の詳細や温泉情報、アクセス方法まで詳しく紹介します。
丹波山村ってどんなところ?
丹波山村(たばやまむら)は、奥多摩のさらに奥、山梨県と東京都の県境にある人口500人ほどの小さな村。
清流・丹波川が村を流れ、釣りやキャンプ、登山、ツーリングなど、自然を楽しむ人々に人気のエリアです。
最近では、リモートワーク環境を整えた「ワーケーションの村」としても注目されています。
村が運営する宿泊施設「ワーケーション丹波山」
今回宿泊したのは、「丹波山村交流促進センター(ワーケーション丹波山)」。

村が運営するワーケーション専用施設で、共同キッチンや会議室、ランドリールームなど、長期滞在にも対応しています。
部屋と設備
各部屋にはトイレ・シャワールーム付き。
デスクも広く、Wi-Fiが快適で仕事がはかどります。

冷蔵庫は共用キッチンに設置されていますが、室内も十分に静かで集中できる環境です。
宿泊料金は1泊4,000円(2名利用時)、1名利用なら4,500円とリーズナブル。
会員(2,000円)になると上記値段。
この価格で整ったワークスペースとネット環境があるのは貴重です。
良かった点・気になった点
- ○ネットが快適で作業に集中できる
- ○スタッフがとても親切で雰囲気が良い
- △部屋に冷蔵庫がなく、共同利用がやや不便
宿を選んだ理由は、宿泊費の安さと作業環境の良さ、そして温泉が近くにあること。
ワーケーション拠点としてかなり優秀でした。
村の名湯「丹波山温泉 のめこい湯」で癒やしの時間
宿の近く(車で5分、距離1.2km)には、村自慢の温泉「丹波山温泉 のめこい湯」があります。

三連休初日の夕方に訪れたところ、多くの人で賑わっていました。
硫黄の香りがほんのり漂い、雰囲気はまさに“山の温泉”という雰囲気。
泉質と設備
泉質は硫黄泉。
内湯には「ぬる湯」と「あつ湯」の2種類があり、露天には壺風呂・イベント湯・サウナもあります。
特にぬる湯の心地よさは格別で、長く浸かっていられる優しい湯加減でした。
利用料金・営業時間
通常料金は1,000円ですが、村内の宿泊者は400円で利用可能(宿でチケットをもらえます)。
営業時間は10:00〜19:00(最終受付18:00)。
15時以降は700円になるので、日帰り入浴にもおすすめです。
登山やツーリング帰りの方、近隣宿泊者にぴったりの癒しスポットです。
実際のワーケーション体験
滞在中は主に事務作業、クライアントとのやり取りを中心に行いました。
作業場所は宿の部屋で、Wi-Fiは安定・高速、静かで集中しやすい環境。
デスクも広く、電源の位置も使いやすかったです。

1泊だけの滞在でしたが、温泉・宿・道の駅など必要な施設がコンパクトにまとまっているため、移動のストレスがほとんどありません。
今回は妻と一緒だったので、仕事は最低限にして自然や地元の食を楽しむ時間を多めに取りました。
短い滞在でもしっかりリフレッシュできる村でした。
アクセスと周辺情報
東京方面からは奥多摩経由で車約2時間半。
公共交通の場合は、奥多摩駅から丹波山村行きのバス(西東京バス)でアクセスできます。
買い出しは道の駅たばやまが便利。
地元の特産品や食材が揃っており、共同キッチンで簡単な自炊も可能です。
夜遅くまで営業している飲食店は少ないため、事前に食材を準備しておくのがおすすめです。
なお、最寄りのコンビニは約28km先なので注意が必要です。

丹波山村で感じた“非日常”
宿の前には清流・丹波川が流れ、四方を山々が囲むロケーション。
夜は虫の声と川の音だけが響き、朝は澄んだ空気が心地よく、まるで時間が止まったようでした。
今回は写真が少なめでしたが、静けさや自然の迫力は動画に収めています。
まとめ|丹波山村は静かに働き、しっかり休める理想のワーケーション地
- 都心から車で約2時間半の距離
- ネット環境・作業環境が整った公営宿泊施設
- 村の名湯「のめこい湯」、道の駅が近くて便利
- 自然・温泉・仕事のバランスが取れた環境
自然に囲まれながら仕事をしたい人、温泉で癒やされたい人、
そして「観光地ではなく静かな村で過ごしたい人」におすすめです。
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