<2日目>
2日目の朝。
天気は生憎の雨模様。
この日は特に何かをする予定も無かった為、
ひそかに気になっていた台湾の新幹線、HSRに乗って
台南にまで足をのばしてみることにした。
台南は名前と通り台湾の南に位置する都市で別名「台湾の京都」とも呼ばれているみたいだ。
台北駅まで行き、チケット売り場で台南までのチケットを買う。
座席はグリーン車、指定席、自由席があるようだ。
指定席と自由席はあまり値段も変わらなそうだったので指定席で台南までチケットを買う。値段はNT$1350だった。(大体5000円くらいだろうか)
恐らく車両は日本の技術が使用されている為、
車内は日本の新幹線とよく似ていた。
騒音も振動も少なく快適だったので台南までの1時間40分はあっという間だった。
台北とは打って変わって、台南は晴天。しかも暑い!
一足先に夏がやってきた感じがしてテンションがあがる。
新幹線に乗るというのが目的だったので、台南での予定は特になかった。
台南駅前のインフォメーションセンターで地図を貰い散策してみることに。
昼過ぎという事もあったので、とりあえず昼食を食べることにした。
あてもなくブラブラ。途中美味しそうな屋台などあったが、中華料理屋のような店構えの店に入ってみることに。
「阿美飯店」というこの店はどうやら鍋が一押しらしい。
感じの良い店長風の男性勧められらるがままに注文してみる。
やってきたのは
大きな鍋がやってきた。
沙鍋鴨というらしい。
写真では分かりづらいが、恐らく4、5人前はあるだろう。
鴨が一羽はいっている。
見た目も???な感じで食べる前に不安になってしまう。
ひとまず小さいお椀によそってみる。
具材は豆腐に鶉の卵、キノコに白菜と色々と入っている。
早速食べてみる・・・・・
「うまい!」
見た目でハードルが下がっているからだろうか。
いやいや、ダシの効いたスープに具材がマッチしていてとても美味い。
量も多かったので黙々と食べる。
同じ鍋をひたすら食べているのだが飽きがこないのが不思議だ。
結局飽きがくる前に満腹になってしまい残してしまったが、
これは中々うまいものに巡り会えた。
4〜5人で行くととても良いと思う。
値段もそんなに高くなく、ビールも頼んで二人で800元程だったと思う。
また機会があれば訪れてみた店だった。
店をでて、さてどうしようかと地図を見ると
台南で最古の孔子廟が近くにあるらしい。
せっかくだし行ってみた。
建物自体は大きくなく、見物は30分もあれば終ってしまう。
周りには公園の様なところがあり、地元の人たちがベンチに座ったりしてくつろいでいた。
時間がゆっくりと流れていてしばらく我々もくつろいだ。
多くの人が写真を撮っていた木。迫力があった。
なんだろう・・・
その後は赤崁樓にいった。
赤崁樓はオランダ人によって建てられた建物だ。
ここも緑が多く、観光客で賑わっていた。
いくつかの建物があり、中も見学できる為、中々見ごたえがあった。
しかし午後はずっと歩きっぱなしだったので「少し休憩を」ということで近くにあるお店でアイスを食べることに。
マンゴーのかき氷とプリンのセット
汗もたくさんかいていたので、マンゴーの甘さとかき氷の冷たさが体に染み渡る。とても美味しかった。
韓金婆婆というお店だった。
夕方も6時近くになってきたのでそろそろ台北に戻ろうという話になり、台南駅に向かった。
途中いくつもの屋台風のお店があり、あまりお腹はすいていなかったが、台南で有名だという担仔麺を食べてみることに。
字を見て担々麺を想像していたが、担々麺のように辛くはなく、お腹がすいていなくてもあっさり食べれてしまった。
台南の滞在時間は短かったが色々と食すことができた。
行きと同様に新幹線で台北に戻り、時刻は9時近くになっていた。
あれだけ食べたが、お腹も減ってきたので夕飯を食べに行く事に。
友人が小籠包を食べたいといったので、ガイドブックに載っている
京鼎樓に行ってみる事に。
やはりガイドブックに載っているだけあり、ほぼ日本人観光客と駐在員っぽい人達で賑わっていた。
早速小籠包を注文してみる。
肉が乗ったチャーハンも頼んでみる。
小籠包は、当然のように美味しかった。醤油に付けたショウガと食べることであっさりと食べることができ、何個でもいけそうだ。
ここのお店はウーロン茶小籠包など色々な種類の小籠包があった。
さすがに満腹になり、一日の疲れを癒す為にホテルの近くにあるマッサージ屋へ。足つぼをしてもらい、元気になったところで、クラブにでも繰り出そうかと思ったが、天気も悪く、疲れてしまったのでホテルで晩酌をして2日めは終った。
よく食べた一日だった。
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