マレーシア一人旅 ペナン・マラッカ・クアラルンプール 3日目・4日目

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<3日目>

宿に朝食がついていなかったのでぶらっと外に出てみる事に。

チキンライスが食べたかったので、宿の人にお勧めを聞いてみた。

 

海南鶏飯団というマラッカでも1、2を争う有名店があるのだがすごい朝からすごい行列だった。

 

それならと古城鶏飯粒に行ってみる。こちらも有名店らしいが、前出の店に比べてロケーションがチャイナタウンの中程にある為か行列はできていなかった。

 

団体客が多かったが、他にも地元の人らしき人が一人で食べていたりと入りやすい雰囲気だった。

メニューを見せてもらい、ライスボール4つと焼きチキンと蒸しチキンどちらも頼んでみる。サイズは1人前とハーフサイズ、クォーターサイズがあり、とりあえずハーフサイズで頼もうと思ったら店員が一人ではそれは多すぎると言ってきたので、焼きと蒸しをクォーターで頼んでみた。

クォーターでこの量!確かにハーフにしなくて良かった。ライスボールは1個から好きな数だけ頼むことができる。

ご飯とチキンの量がアンバランスだったが食べ過ぎるとお昼に響くので良しとしよう。

味の方は、見た目の通り(?)美味しかった。肉とご飯やはり相性は抜群だ。

個人的には焼きよりも、蒸したチキンの方があっさりとしていくつも食べられそうだった。

値段はうろ覚えだが全部でRM20くらいだったかと思う。

 

お腹も満たされたので、ババニョニャヘリテージというミュージアムに行ってみる。

英語のガイドが付いていた。

うまく聞き取れていた自信はないが、ババニョニャとは、中華系の男性と現地のマレー系の女性の間にできた子供達のことを言うらしく、男性をババ、女性をニョニャと言った事に由来しているらしい。

このミュージアムにはその中華系、マレー系の文化が融合した品々を見物することができる。内部は撮影禁止だったので写真は撮れなかったが、ガイドもついているので中々見ごたえもあり勉強にもなった。

 

見学を終えた後は、街中にある小洒落たカフェに入ってみた。

ストロベリースムージを頼んでみる。

いたって普通だったが、甘さが疲れを癒してくれた。

このカフェで偶然、昨日観光をした女性と再会をした。マラッカ自体大きな街ではないのでこういったこともあるのかもしれない。

しかしそれ以上にビックリしたのが、次のクアラルンプールのホテルが一緒だということだった。

「ではまたクアラルンプールで」と言ってその場は別れた。

一休みし、宿に戻りチェックアウトを済ませた。

 

昼食は宿の主人が連れて行ってくれると言ったので車で向かうことに。

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車で15分くらいだろうか、どこか場所は今イチ分からなかったが地元の人に人気の場所と言っていた。

確かに地元の人達で賑わっていた。

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ここでnasi lemak(ナシレマ)をいただく。

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白米にココナッツミルクを加えて炊いたものらしい。

その上に辛い味噌のようなものが乗っている。これが中々の辛さだったが、割とあっさりとしていて美味しかった。

自分の他に同じ宿に宿泊していたシンガポール人の同世代5人も一緒に昼食を食べ、賑やで楽しい食事だった。

 

食事の後は、マラッカのオールドタウン的な所に連れて行ってもらった。

古くからある家らしく、中も見学することができた。

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人も少なく中々面白いところに連れてきてもらえた。

恐らく場所的には昨日マラッカーリバークルーズをした川沿いなので、中心地からそんなに遠くないところだと思う。

 

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のんびりと見学を終え、マラッカのバスターミナルまで車で送ってもらえた。

シンガポール人達はもう1泊するらしくここでここでお別れだ。

 

ゲストハウスの主人はとても優しく、この日は昼飯をご馳走になり、プチ観光、さらにバスの手配、バスターミナルの送迎まで至れり尽くせりだった。マラッカを再訪する時はまた泊まってみたいと思えるようなところだった。

 

バスはどうやら自分を待っていたらしく、自分が乗り込むとすぐに発車した。

しかしものの30分ほど走ったところで急に止まってしまった。

アナウンスもなく何事か分からなかったが、どうやら故障してしまったらしい。

1時間程して新しいバスがやってきた。

ぞろぞろと乗り換えることに。

 

こんなアクシデントがあり、結局クアラルンプールまで4時間近く掛かってしまった。

 

ラッキーなことにバスは中心地に程近い、プドゥラヤ・バスステーションに着いていた。

そこからホテルがあるKLCCに向かう為に、電車に乗り込む。とそこに見覚えのある顔が。

なんとここでもまたマラッカで一緒だった女性に遭遇したのだ。お互い時間も知らせずに移動していたのであまりの偶然に驚いた。一緒のホテルだったので向かう事に。

 

ホテルはKLCC駅から歩いて10分程のtraders hotelにした。最終日なので少し奮発した。部屋はクアラルンプールの名所ツインタワーが見える部屋にしたので眺めがすごかった。

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この景色を独り占めとは圧巻だ!というか一人ではもったいない(笑)

クラブラウンジでのフリードリンクがあるというので行ってみることに。ドレスコードがあると聞いていたが入ってみると意外とカジュアルな短パン、Tシャツの人も多かった。

 

ここクラブラウンジからの眺めも同く、ツインタワーが見えお酒を飲みながら優雅な気持ちになれる。軽食もあるので一通り満喫した。

お酒もビール、ワイン、カクテルと一通りあり、お酒の高いマレーシアではそれだけでこのホテルに泊まる価値があるのではないかと思う。

時間制限があるのでサービスが終った後はここのホテルに併設されているスカイバーに行ってみる。

 

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先ほどの女性とその女性が旅行中に出会った男性、更にその男性が止まっているゲストハウスにいたもう一人の男性と合流をし賑やかに夜を楽しむ。

途中自分の現地の友人とその友人が合流し、ほとんど初対面の人ばかりだったがワイワイと楽しんだ。

さすがにホテルのバーだけあり、お酒は高かった。バーの真ん中にはプールがある。昼間はプールが解放されているらしい。

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写真右側のソファー席部分からはツインタワーが一望できるらしく、予約必須とのことだった。いい雰囲気だが音楽がガンガン流れていて少しクラブに近い感じだった。

 

お酒もいい感じに入り、良い時間になったので部屋に移動して更にワイワイやりこの日を終えた。

夜中2時を過ぎたあたりだろうか、ツインタワーが消灯された。これはこれで素敵だった。

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<4日目>

前日は遅かったので少し朝寝坊をしてホテルの朝食を食べる。大きなホテルだけあり種類が豊富でラーメンなどもあった。

 

朝食後はあまり時間がなかったが、クアラルンプールの繁華街ブキッ・ビンタンを散策してみた。大きなショッピンモールや、一本入ると屋台街などがありゆっくり散策したかったがあまり時間がなかったのでフラフラっと見物してホテルに戻りチェックアウトをした。

 

ホテルからはKLCCまでのシャトルサービスがありそれを利用し、鉄道とバスでLCCターミナルへ向かった。

 

初日にsimカードを紛失された店からは結局連絡がなかったので、こちらから連絡をしてみると結局見つからなかったらしいく、発行手数料分を弁償をしてもらうことにした。

 

その後は時間があったので、LCCターミナル内にあったラウンジで一休みをし日本へ帰国した。

LCC機内食が別料金なのでラウンジで食事を済ませお酒も飲んだので帰りも熟睡しできた。

 

予定より30分早く夜の10時台に到着したので終電も気にせず帰宅することができた。

 

今回は短い旅程の中で複数の都市を巡った。それぞれの都市にそれぞれの顔がありどこも面白かった。個人的にはクアラルンプール観光がほとんどできなかったのが残念だったが、次回の楽しみとしてとっておくができるので良しとしたい。

 

食べ物も美味しく、人もどこかのんびりと親切な印象があった。客引きがあまり積極的ではないからかもしれない。また複数の宗教が存在していてそういった側面も垣間見ることができ、短くも深い旅行になった。

また旅先で様々な人に出会う事ができたのが今回何よりも楽しく、一人旅であることを忘れてしまいそうなくらい賑やかな旅行にしてくれた。

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