【クアラルンプール旅行記】巨大モールでショッピング&バクテー体験!一人旅4日目・5日目

クアラルンプールってどんなところ?買い物や食事は楽しめる?
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では一人旅4日目・5日目の様子を旅行記形式でお届けします。

巨大ショッピングモール「スリアKLCC」と「パビリオン」でのショッピング体験を中心に、
地元で人気のバクテー(漢方スープ)や、お土産探し、日本人にも馴染み深い紀伊国屋書店など、
現地の“ちょっとリアル”な旅の様子を綴っています。

クアラルンプールの街歩きとショッピングを同時に楽しみたい方の参考になればうれしいです。

4日目|ツインタワーを望むホテルにチェックイン

4日目、ビエンチャンとチェンマイを巡った旅も終盤へ。

朝、マレーシアの行政都市・プトラジャヤ駅から電車でKL Sentral駅へ移動し、さらにLRTに乗り換えてKLCC駅に到着。都会的な風景に一気に包まれ、旅のテンションも高まっていきました。

この日の宿は、前回の訪問時にも泊まって気に入ったトレーダースホテル(Traders Hotel)

チェックインしたのは、ツインタワーが正面に見える部屋。この景色を見るだけで、クアラルンプールに来た実感が一気に湧いてきます。

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今回も少し贅沢をして、クラブラウンジ付きのプランを選択。

夕方には、ドリンクや軽食が楽しめるラウンジで一休み。

窓際の席から見えるツインタワーの美しさに見惚れつつ、静かにグラスを傾けるこの時間が、自分にとっての“旅のご褒美”のように感じました。

スタッフも親しみやすく、英語でのちょっとした会話にも自然に応じてくれるので、ひとりでも居心地よく過ごせます。

パビリオンでバクテー体験|ショッピングモールの雰囲気は?

クアラルンプールでの夕食は、現地の友人に連れられてショッピングモール「パビリオン(Pavilion)」へ。

ブキッ・ビンタンにあるこの巨大モールは、高級ブランドからレストラン、日本風のフロアまで揃っており、旅行者でも安心して買い物や食事が楽しめます。

夕食はモール内の「宝香肉骨茶(バクテー)」というお店へ。

バクテーは、豚肉を漢方スープで煮込んだマレーシアの名物料理で、初めての体験でした。

クセが強いかも?と少し身構えていたのですが、意外にもあっさりしていて、ご飯との相性も抜群。

部位ごとに選べるスタイルで、味付けも優しく、とても食べやすい印象でした。

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食後は、日本をテーマにした「JAPANストリート」へ。どこか懐かしい雰囲気で、やや不思議な日本語の表記もありつつ(笑)、海外で見かける“日本らしさ”にちょっと和みました。

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このモールはとにかく規模が大きく、ショッピングだけでなく食事や街歩きの延長としても十分楽しめるスポットです。

ローカルの雰囲気と都会的な空間が程よく融合していて、「とりあえずパビリオンに行けば何かある」そんな安心感がありました。

スカイバーで夜景と語らい|友人との深夜トーク

夕食後、「せっかくだからもう少し話そうか」ということで、宿泊しているトレーダースホテル最上階の「スカイバー(SkyBar)」へ移動しました。

ここは、クアラルンプール屈指の夜景スポットとして知られる人気バーで、観光客やカップルで賑わっていました。

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店内はスタイリッシュな内装で、クラブ系の音楽がほどよく響く活気ある雰囲気。

目の前にはライトアップされたペトロナス・ツインタワーが見え、気分を高揚させます。

普段あまり飲まないウイスキーを頼んで、友人とは日本での日常や仕事の話、将来のことなどをあれこれ語り合いました。

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旅先で語ると、なぜかいつもの会話も少し深く感じるから不思議です。

バーの賑わいと、非日常の夜景、そして何気ない友人とのやり取りが重なって、

「今ここにいることがちょっと特別なんだな」と、ふと実感できるような時間になりました。

深夜1時を回ったところで「明日も仕事だからそろそろ」と友人が帰り、ロビーで別れたあとは、

部屋に戻って、夜景をもう一度ぼんやり眺めながらその日を締めくくりました。

5日目の朝|寝坊して朝食逃しからのラストショッピング

旅の最終日。

前夜のバーでの語らいが心地よすぎて、つい夜更かししてしまい、この日はまさかの寝坊。

楽しみにしていたホテルの朝食ビュッフェは、残念ながら間に合いませんでした。

午後2時のフライトまで少し時間があったので、午前中はホテル近くの「スリアKLCC(Suria KLCC)」へ。

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巨大なショッピングモールの地下にあるスーパーでは、ローカルなお菓子や調味料など、ばらまき土産にもぴったりなアイテムをいくつか購入。

観光客も多いエリアですが、スーパーでは現地の人に混じって買い物ができるので、

ちょっとだけ“暮らすような旅”の気分を味わえます。

そのあと立ち寄ったのは、モール内にある紀伊國屋書店

日本語の観光ガイドブックや語学教材などが充実していて、インバウンド需要の高さを感じました。

ちょうど仕事で使いたかった本があったので、ここで購入。

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旅の終わりが近づく中、KLCCモールで過ごしたこの静かな午前中は、騒がしい観光地を巡るというよりも、「いつもの生活の中に旅が紛れ込んできた」ような、そんな穏やかな時間でした。

空港までの移動と帰国|KLIAエクスプレスでスムーズに

ホテルに戻ってシャワーを浴び、荷物をまとめてチェックアウト。

チェックアウト後はそのままKLCC駅から電車でKL Sentral駅へ向かい、そこから空港行きのKLIAエクスプレスに乗車しました。

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このKLIAエクスプレスは、クアラルンプール国際空港までノンストップで約30分

速くて快適、車内も静かでスーツケースを持っていてもストレスを感じません。

移動中は、ぼんやりと車窓を眺めながら、この旅で訪れた街の景色や人との出会いを振り返っていました。

空港では大きな混雑もなく、出国審査もスムーズ。

フライトも予定通り出発し、夜には羽田空港に無事到着しました。

まだ人が多くない時間だったので、終電にも十分間に合い、スムーズに帰宅。

こうして、4泊5日・3都市を巡る一人旅は無事に幕を閉じました。

クアラルンプールで感じた余韻を胸に、静かな車内で「次はどこへ行こうかな」なんて考えながら、いつもの日常に戻っていきました。

飛行機も定刻通りに出発し、夜には羽田空港へ無事到着。

帰宅の電車に揺られながら、いつもの日常が少しだけ違って見えるような、そんな感覚を覚えました。

旅を終えて感じたこと

今回の旅は、ビエンチャン・チェンマイ・クアラルンプールの3都市を4泊5日で巡る、一人旅でした。

移動の多い日程ではありましたが、それぞれの街で違った空気を感じながら、思っていた以上に濃い時間を過ごせたように思います。

中でもクアラルンプールは、巨大モールでのショッピング、地元グルメのバクテー、景色の良いホテル滞在、そして夜景を眺めながらの語らいなど、旅先らしい楽しさと、どこか日常に近い感覚の両方を味わえた場所でした。

観光スポットを駆け足で回るのではなく、「ちょっと立ち止まって、街の雰囲気に浸る」。

そんな過ごし方ができたことが、この旅をより印象深いものにしてくれたのかもしれません。

日常から少しだけ離れて、自分のペースで過ごす時間。

一人でいるけれど、どこかに繋がっているような、心地よい孤独感。

帰ってきた今も、ふとした瞬間にツインタワーの夜景が頭に浮かんできます。

「また行きたい」と思える街が増えたことが、今回の旅のいちばんの収穫でした。

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